世間ではコロナウイルスの影響で小中高校生の卒業式が行われない悲しいニュースが連日報道されていますが、
弊社関谷醸造では1つの卒業式がひっそりと行われました。
それは自分が入社する以前から使用しているプレートヒーターの卒業式です。
清酒を瓶詰めする時に、加熱殺菌して(通常火入れと言います)瓶詰めするのですが、
充填機に入る前に加熱処理をしてくれる機械です。
20年以上の使用を経て、本日の業務で卒業しました。
大きな故障もなく、また殺菌処理がうまく行われないなんて事もなく、本日までほんとに
よく働いてくれたと思っております。
プレートヒーター君、ありがとうございます。お疲れ様でした。
まだ使用可能なので、また違う現場で働くのかもしれません。
今後は新しいタイプの熱処理交換機が導入されます。今の日本酒業界は製造過程だけではなく、
製品処理過程(瓶詰め、貯酒管理等)の新しい方法によって清酒の味、経過が左右されてくる時代と思っています。
また新しい物がここで紹介できれば紹介したいと思います。 福田
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