先週末までに解体された蔵、
移築のために瓦をはがし、土壁がはがされ、骨組みが取り払われ・・・
土台の石積みが現れ!
中島誠之助さんではありませんが、
昔の人は丁寧な「いい仕事をしていましたね!」
土壁の中は?
竹が縄で綯われ
築150年強、江戸末期の人によって綯われた縄と土を練って作った土壁
その中から現れた格子状に組まれた骨組み
土壁の中に隠れる柱までが「節」もなく!
組まれた木々には一本の釘もなく!
そんな蔵を見守ってきた柿の木の大木は数百年の寿命にピリオドを打ち!
蔵解体後に現れた土台
湿気防止に石が敷き詰められ、丁寧な仕事が窺えます。
重機もなかった時代、人力だけで・・・
ものつくり、今も昔も「人」なり!
丁寧な仕事は、人に喜びと感動を与えます。
お酒もそうありたいものです。
by 遠山
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