昨日から本仕込みが始まりました。
仕込み１号 「蓬莱泉 吟醸しぼりたて」
今日は仕込み二日目の「踊り」の日
通常仕込みは一日目「添仕込み」二日目「踊り」
三日目「仲仕込み」四日目「留仕込」と仕込まれます。
二日目は「踊り」と言って仕込みは行わず発酵を促す一日です。
発酵タンク内を覗いてみましょう！
二～三本の泡が見えます。
アップしてみましょう。
しっかりと泡が見えます。
私たち杜氏はこの泡を「筋泡」と呼びます。
この泡が見えれば発酵は順調な証拠です。
予定通り明日は「仲仕込み」が行えそうです。
発酵が遅れている時には「二日踊り」と言って
発酵を促すためにもう一日仕込みは行わず
「仲仕込み」を遅らせることも！
「臨機応変に！」
醪との対話が大切です！
人も同じかな！
「仲仕込み」に使用する麹も出来上がりました。
１１月上旬「蓬莱泉 吟醸しぼりたて」発売予定です。
お楽しみに！
遠山
先月結婚式を挙げた夏目君
早くもお子さんが・・・・？
さすが仕事も早いが・・・！
然に非ず
奥様のお姉様のお子さんでした。
蔵見学最年少のお客様！
かわいいお頭にキャップを被ってしっかりお勉強！
そして二十歳になったら
お酒は「ほうらいせん」を飲みましょう！
２０年後のお客様を今からキープ
関谷醸造は後継者育成にも
消費者開拓にも余念がありません！
遠山
９月２３日（火）
秋分の日
平成２０酒造年度の製造安全・美酒製造を祈念して
本社蔵の御祓いが行われました。
これで間違いなく旨酒が出来上がります！
遠山
重要会議の後は・・・・
いつでもどこでもお酒のお勉強
日本酒の会 ｓａｋｅ 名古屋
９月の定例会に参加してきました。
今回のお酒のテーマは「神奈川県のお酒」
なかなか愛知・名古屋では飲む事ができません。
今回は蔵元さんから販売店の方までもがご来名です。
つまみは「神奈川」をイメージして・・・
会場提供の「かのう」様には頭が下がります。
いつもおいしい料理ありがとうございます。
閉めには雑炊まで・・・
大切な事を忘れていました。
今回のお酒の評価・・・
さすが東京市場を意識した酒と言うことでしょうか
東海の酒とは異なるようです。
全体のお酒を一言で評価するなら
すべての銘柄が「スマート」なお酒でした。
（神奈川県のお酒をインプット！）
東京市場を意識するのであれば・・・
「スマート」なお酒造りも・・・
しかし逆もあり・・・・・
今年の酒造りの参考になりました。
遠山
関谷醸造だからと言って決して「空」の部屋があるわけではない。
この部屋は今ただの「空室」である。
しかし、この部屋は数分後重要な会議が行われる部屋へと変貌する。
秋の「呑み切り」結果反省会
＊「呑み切り」＝タンクに貯蔵されているお酒を一本一本「呑み」から抜き取り
そのお酒の貯蔵状態を「きき酒」を行って評価する行為。
＊「呑み」＝タンクに貯蔵されているお酒を抜き取るところ（呑み口）
パネラーとして「呑み切り」きき酒をしたメンバーが個々の評価結果を持ち寄り
それぞれのお酒（今回は約９０点）の評価を発表。
パネラーの評価結果や総合評価データを参考に平成１９酒造年度のお酒の出来栄え
そして今酒造年度製造のそれぞれのお酒（吟・空・美・和・・・）のシミュレーションを行う！
ますます関谷醸造のお酒は美味しくなりますよ！
お楽しみに！
遠山
９月１７日（水）よいよ本格的に酒造りが始まりました。
今日は、本年度最初の「初蒸し」です。
蒸し上げられた白米（精白５０％）は甑（こしき）からホッパーへ・・・
ホッパーにあけられた「蒸米」は放冷機（蒸米を冷ます機械）上で
所定の品温まで冷まされます。（およそ３５度）
所定の品温まで冷まされた「蒸米」はエアシュータホース内を
空送され製麹室へ・・・ （昔は担いで「蒸米」を運びました）
製麹室（麹室）に送られた「蒸米」はこれから二昼夜掛けて
白く綺麗な麹へと変化します。
ここから先は企業秘密！！
これから春先まで緊張の日々が続きます。
遠山
この美しいフォルム
いかにも仕事をしそうでしょう！
今はちょっと一服昼休み！
後ろ姿もなかなか凛々しい！
仕事をさせればもっと評価が上がります。
山里の秋の収穫は今がピークです。
敬老の日
おじいさん、おばあさんに代わって
私がひと頑張り！
遠山
９月１２日（金）
私が参加している「日本酒を飲む会」は多々あります。
「幻の日本酒を飲む会」（偶数月の第二火曜日に開催）
「日本酒の会 ｓａｋｅ ｎａｇｏｙａ」（毎月第三金曜日に開催）
「遠山会（えんざんかい）」（不定期開催）も最近できました。
そして昨夜は「日本酒を楽しむ会」に初めて参加させていただきました。
今回の「日本酒を楽しむ会」のテーマは
「津島市、愛西市の蔵元のお酒を楽しむ」です。
６点のお酒が用意されていました。
料理は懐石風に季節感のある品が次から次へと・・・・
出展されるお酒の評価も怠りありません！
１０点満点の総合評価にコメント
ただの飲み会にならないところが心憎い！
お酒を酌み交わしながら！
この会は酌み交わすのではなく吟味しながら
親睦を深める・・・まさしくそんな会です。
お酒を飲むときは「和らぎ水」が欠かせません
決してコップ酒を呷っている訳ではありません！
お酒良し（今回のお酒は熟成酒が多かった様に感じました）
料理良し、参加メンバーの志向も良し
「お酒を嗜む会」そんな言葉が当てはまる会でした。
主催者の内藤様お疲れ様でした。
次回もよろしくお願いいたします。
そして今回参加された皆様また次回もお会いしましょう。
楽しみにしています。
遠山
９月８日（月）
関谷醸造の「呑み切り」が行われました。
年に数回行われる本社・吟醸工房の「呑み切り」
今回は「秋」バージョンです。
今回「呑み切り」を行ってきき酒をするお酒は
９０点強、今日は約半分の５０点をきき酒しました。
今回のきき酒結果から年末に向けての出荷計画を立てます。
どのタンクを先に使用するか？
その時の調合濾過業務をどのように行うか？
酒造りは製造後の貯酒管理や出荷技術も大切です。
お客様に美味しく頂いていただくために！
そろそろ帰宅時間です。
今日は「ほろ酔い気分」で家路を急ぎます！
遠山
９月５日（金）
平成２０酒造年度清酒製造に向けて
改築中の蔵もそろそろ仕上げにかかってきました。
瓦を葺いたり、壁を仕上げたり
タンクのお化粧直しも欠かせません。
原料米も入荷してきました。
あと十日、蔵にはお米の蒸しあげられる香りが
漂いはじめます。
遠山
