清酒専門評価者

清酒専門評価者

清酒専門評価者とは
　感覚の感受性が高く、清酒の香りや味の多様な特徴を評価するのに一貫して反復可能な能力を有している評価者で、清酒の官能評価の経験があるとともに、清酒の製造方法や貯蔵・熟成に関する知識を有している専門家です。

正式名称は「清酒の官能評価分析における専門評価者」
英文名称は「Sake Expert Assessor, NRIB」
認定基準
　清酒官能評価セミナーの修了者で、カリキュラム中に実施する5つの試験（①基本味とにおいの識別、②酸味及び甘味の差異の検出、③香味強度の順位付け、④においの記述とその由来、⑤記述的試験法）に合格後、さらに清酒の官能評価に関する経験を証明する申請書を提出し審査を受け、基準を満たした方から認定します。

　申請書には、従事した清酒の官能評価に関する業務の説明、問題点等に関するレポートの添付が必要です。

https://www.nrib.go.jp/kou/ssh_info.htm

「清酒専門評セミナー」は、日本の国の唯一の酒類の公的機関である酒類総研( 独立行政法人酒類総合研究所 )が認定する利き酒に特化した資格です。この「清酒専門評セミナー」は平成19年に始まり、現在まで認定者はわずか115名という狭き門。

酒類総合研究所にて完全な缶詰め状態で４日間ひたすら利き酒を行います。

講義・試験共にとても充実した内容で、合否問わず利き酒能力は必ず向上します。

今回、運良く全て一発合格することが出来、嬉しいかぎりです。

今後は利き酒の取組み等のレポートを提出し、基準をクリアすると「清酒専門評価者」に認定されます。

今後とも発酵管理・出荷管理と、品質向上に努めより多くのお客様に満足頂ける様に努力していきます。

宮瀬