(思い出の続き)
蔵人が蔵にやって来た夜に「センマイパーティー」なる催しが行われる。
最初、頭さんに「今日、夜に洗米パーティーやるスケ、来てクンナイ」と言われた時は、もう米を洗うのかと思った。しかもパーティーが付くほど沢山有るのかと。
でも違っていて、瀬戸では焼肉とは、感じが違うのだが焼肉の事をセンマイと呼んでいて、各種モツともやしや野菜を縁の付いた鉄板で焼くのである。
そのうち野菜から水分が出てきて煮込みのような感じになる。
それをみんなで食べながら浴びるほど「明眸」を飲むのが明眸流センマイパーティーである。
酔いが回ってくると、歌を歌いだす。御勝手場にカラオケなんか無いから生オケで次から次に歌いだす。
明日からの戦いに備えて英気を養う。夜更けまで手拍子と笑い声が続く。荒川
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