(思い出)
酒屋の夏は長い。(ほうらいせんは別だが)
粕も詰め終わるとやることが無い。専務に仕事を聞いても何かやって時間をつぶせと言うので分析室に
こもり試験管やらビーカーなどを使って実験に明け暮れる。
赤米で酒を造ったり。 知り合いから珍しい酵母をもらってきて小試験。酵素仕込。その他いろいろ馬鹿げた物から割りと私なりに高度な物まで。
酒関係や別分野の本を読み漁ったのもこの季節だったな。
暇になると哲学めいた事も考えちゃったりして。
今思うとその数々の暇つぶし、いや実験と読書が今、私の実になり力になっていると思います。
暇が人間を成長させるのかな。荒川
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