(昔の思い出の続き)
蔵人も帰り、片付けも終わると瓶詰めを手伝わされる。
任された仕事が、酒が詰まった一升瓶にキャップを乗せる重要な仕事である。
一升瓶かキン、キンと鳴りながらコンベアの上を決して早くないスピードで流れてくるのでその口にダンボールから取り出したるキャップを一つ一つ乗せる。
すると横の打栓機と呼ばれる機会がキャップをかしめていく。
朝8時から瓶詰めが始まり12時まで休憩無で行い飯を食ってから5時まで続けるのだが使うのは左手だけである。いや必要なのは左手だけである。頭は必要ないので退屈でしょうがない。
まるでロボットになった気分である。ロボットは退屈を感じないか?。
最初は苦痛でしょうがなかったが慣れるといろいろ妄想できるようになる。
ここで書けないいやらしい事から夏はどこにツーリングに行こうか?など妄想しているとあっという間に時間が過ぎるし想像力がつく。
疲れるのは左手である。荒川
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