酒造り戦士(見習い)が現れた!
△たたかう
まほう
どうぐ
にげる
酒造り戦士(見習い)が現れた!
△たたかう
まほう
どうぐ
にげる
先日、雪が沢山降りました。
いつもなら何にも無い30分のただの通勤ルートが大冒険に早代わり。
もしかしたら・・遭難するかも知れない。ドキドキ。
大雨が降ったり、雷が鳴ったり、大雪が降ったりすると不謹慎なのは解っているがワクワクしてしまう。荒川
会社から財産である船と船員を借り、会社の示す目的地に向かう。
だがルートは任せて欲しい。
嵐もあるだろうし迷う事も有るだろうが必ず目的地に着かせます。荒川
毎日、蔵の掃除に余念が無い。来る日も来る日も掃いています。
昨日は、ノロウィルスにやられて、家で吐いていたそうです。お大事に・・・荒川
分かったつもりでいても、所詮この中で起こっている事のほんの一部を知ってるに過ぎない。
油断しているとタイタニック号の二の舞である。荒川
12月半ばの写真です。蔵の見学窓から赤が目に付き写真を撮りました。
他の木はすでに葉が落ちてしまっていて一本だけ賢明に葉を残していました。
誇らしげに立つ様子は綺麗です。他の木から嫉妬を感じてはいないのだろうか。
嫉妬と言うものは恐ろしいからね。
人間社会ではあまり目立たない方が、長生きのコツである。
そのうち周りの木と同じ様子になるだろう。そして私も最後の紅葉の木なんて忘れていくだろう。荒川
冷え込む・・・寒くて体が動かない。手が冷たくて水に触りたくない・・・・・。
だが酒造りには絶好の季節である。低温が酵母菌、麹菌以外の雑菌を抑え、醗酵がゆっっくりと進ませる。いくら冷温設備を入れても自然の冷気にはかなわない。
だから仕込み期間中は窓全開でがんばる。寒いと文句を言われてもお酒優先なのです。
私も寒いのが苦手で、いつも「あー寒い」を口癖のように連発しています。荒川
腕毛流荒手櫂方法浅Ⅰ型
腕毛流荒手櫂方法深Ⅰ型
酒母を仕込んで数時間後には、蒸した米が水分を吸って膨張してきます。
一見すると水分がなくなり均一に見えます。しかしタンクの底の方では吸いきれなかった水分が溜まって
均一にはなっていません。
そこで荒櫂なるものを行います。通常はカイ棒なる道具を使いグイグイと力任せに混ぜるのですが吟醸工房では手で優しく、優しく行います。そうすると米は潰れずタンクの底の縁まで混ぜることが出来ます。
櫂で溶かすな!!麹で溶かせ!!これ酒造りの極意なり!!荒川
この神聖なる穴からお酒が生まれてくる。
ほとんど安産である。
生みの痛みもこの時点ではない。
しかし仕込むのが大変なのである。
徹夜したり、朝早くからせっせと励むのである。
いかに細かく、神経を使って、想像しながら仕込むのがいい物を生み出すコツであろう。
自分の娘2人の時は立ち会わなかったが、お酒が生まれる時にはいつも立ち会っています。
ヒッヒッフー。荒川
今年も旧年同様、よろしくお願い申し上げます。
正月早々、お酒が切れてしまった、うっかりさんへ
安心して下さい、本社及び、吟醸工房は年中無休です。いろいろ取り揃えておりますのでぜひお越しくださいませ。