冬の苦労の跡が見えますね。
精米した米は、米の品種、精米歩合、その日の天気、気温によって吸水スピードが変わり、それに酒の種類によって、水を吸わせる量を変えます。
その日の結果を書いて翌日の浸漬(水を吸わせる)につなげていきます。だからあっという間にホワイトボードが埋まっていきます。
吟醸工房では、すべて手洗いのすべて限定吸水でがんばっています。これは私のポリシーであり、意地であり、吟醸工房の秘密である。
吟醸造りとは、精米歩合を下げるだけではダメ、吟味して製造してこその吟醸である。
注)限定吸水とは、精米した白米にあらかじめ何%まで水を吸わせるか決めます。たとえば32%まで吸わせるのなら9分30秒まで水に漬ける。という具合です。
逆に一般的なのは、漬けっぱなし。荒川
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