昨日は関谷の花、関谷レディースと飲みました。
最初の方は覚えていますが、後半の記憶が有りません。
どうやって帰ったのか・・・・
私に変な事しなかった?荒川
2006年7月アーカイブ
大地に抱かれて酒が成熟してゆく。
何もしない。
私たち人間は、ただ時が経つのを待つだけ。
静寂の中でゆっくりとゆっくりと。荒川
冬の苦労の跡が見えますね。
精米した米は、米の品種、精米歩合、その日の天気、気温によって吸水スピードが変わり、それに酒の種類によって、水を吸わせる量を変えます。
その日の結果を書いて翌日の浸漬(水を吸わせる)につなげていきます。だからあっという間にホワイトボードが埋まっていきます。
吟醸工房では、すべて手洗いのすべて限定吸水でがんばっています。これは私のポリシーであり、意地であり、吟醸工房の秘密である。
吟醸造りとは、精米歩合を下げるだけではダメ、吟味して製造してこその吟醸である。
注)限定吸水とは、精米した白米にあらかじめ何%まで水を吸わせるか決めます。たとえば32%まで吸わせるのなら9分30秒まで水に漬ける。という具合です。
逆に一般的なのは、漬けっぱなし。荒川
どうも私は後にするタイプである。小学校から変わりはないな。
大人になっても夏休みが終わると宿題で机がいっぱいになる。
これから今年度の製造計画を立てなければいけない。
製造計画の立て方
去年の売れ行きを把握して、今年どの酒をどのくらい造ればいいか会議で決めます。
会議で決まった数量を作れるように仕込み本数を決めます。
酒質も去年より良くしなければいけないから、仕込み配合も検討します。
仕込み配合が決まったら必要な米の量などの原料の量が決められます。
後は、仕込んでいくスケジュールを仕込み期間分決め、会社に提出し終了。
今のうちに休みたい所を言ってもらわないと休めなくなってしまいます。計画は何よりも優先させます。荒川
最後の朝食、この日はどうしてもイカが食べたくて注文するとイクラもマグロもやってきました。
やはり新鮮なイカは旨い。、マグロも中トロクラスで旨い。朝から腹いっぱいだ。
北海道と言えばジンギスカン、臭みも無く味付けも好みで良かった。
さあ、明日はとうとうフェリーに乗って帰る。北海道に別れを惜しみテントの中で、一人で乾杯!
北海道よ、ありがとう!!また来るでね、その時はよろしく。荒川
今回これで3000km位走りました。天気が今一でピカピカだったバイクがどろどろに・・
でも、走れば走るほど心が洗濯され綺麗になって行った気がします。
さあ!帰って洗車しよう。荒川
牛トロ丼です。初めていただきました。半熟卵と特製タレと牛トロが絶妙に混ざり合い美味しかったなー。
次回、また北海道に行ったときはぜひ食べたい一品です。
赤ばふんうに丼です。馬糞の味はしません。ただ、ただ甘く、海の香が口の中いっぱいに広がります。しかし、高い。嫁さんに値段は絶対いえません。墓場までもって行きます。荒川
お花畑なんて私の柄ではないが、ラベンダーの色が好きである。
きれいなお花を見ると心が洗われる。
紫ってセクシー。荒川
トラブルが起きた、出発前タイヤはまだもつと思っていたが予想以上に減りが早い。サロマ湖に着くころには中身が見えてきてしまった。と言ってもバイク屋さんはこんな辺鄙なところでは見つからない。
200kくらい行けば帯広市までいけるがそこまでもつかどうか。
結局何とかぎりぎり帯広市のバイク屋まで行けました。ワイヤーが出てきていたけどね、バーストぎりぎり、危ない危ない。
なぜか不思議とトラブルに見舞われるとわくわくしてしまい、口元が緩む。
そして回避できるとたまらなく気持ちがいい。なぜだろう。
仕事をしていても同じことが起こる。不思議だ。
痛い出費だったが何とか新品のタイヤに履き替え襟裳岬までやってこれました。
襟裳の夏は何も無い夏です。荒川
小樽で近くの市場に入っている食堂で巴丼というものを食した。
こんなの旨いにきまっとる。北海道を代表する御三家がそんな一つの丼に入ってしまったら最高に決まっているじゃないですか。
まずイクラがいい。萎れた子なんて見あたりません。全員私を見ています。プチッと中から濃厚な旨みが飛び出てきます。生臭さなんて皆無。
そしてホタテ君が独特の甘味を持ってまして、これが癖が無く地味だが縁の下の力持ち。
最後に今が旬のウニです。溶けます。なぜ北海道のウニは生臭くないんですかねー。
宗谷岬で食べたラーメン・・・・・味は良かったが、ラーメンは普通のやつの方が良いかも。見た目の豪華さで選んでしまった。
北海しまえび・・だったかな。甘くて旨みがあって酒に合うことまちがい無し。茹でただけの素朴な味だったがえび独特の甘さが上品に口に広がりさっと消えるあっさりタイプの海老じゃった。バイクじゃ無ければなー浴びるほど飲むのに。荒川
北の最果てを目指す。宗谷岬である。
なぜライダーは、端っこが好きなんだろう。
登山家が山のてっぺんに上って達成感を得るのと同じ心理なのだろうか?
何もない道なのになぜこんなに心踊るのだろうか。
着いてみるとただのたいしたことの無い岬である。でもなぜか2年連続で着てしまったし、またいつか来るだろう。
さあ!今日中にサロマ湖まで行ってキャンプだ。荒川
排気ガスが充満している。それぞれ他のライダーは上陸の準備を始めた。
待ちきれないのかもうエンジンをかけている者もいる。
重いハッチがゆっくりと開くと北海道の冷気が入ってきた。また北海道にやってきたという実感が湧いてきた。荒川
船が出港しちゃえばもう戻れない、戻りたくない。携帯もOFF。仕事もOFF。
さあ、進路を北にとれ!
フェリーを使うとバイクを降りてボケッとする時間がある。これがいい。
いろいろ大きい海を見て考える。
私の悩みなど小さいなーと思えれば、この旅の目的は半分遂行された。
後、半分の目的?
それは、うに丼、いくら丼、ホタテ、イカ、その他を食べまくり、尿酸値を激増させることである。荒川
7月8日深夜1時
静まり返った夜の中、一人ガレージの扉を開ける。
そこには、いつでも出られる相棒が静かに待っている。
見送りは犬だけだが、旅の安全を誓う。
相棒に火を入れる。私と同じで低血圧らしい。本調子になるのに少し時間がかかる。
旅には慣れているが、いつも出発の時は期待と不安が入り混じる。
缶コーヒーを腹に入れ気合をかける。
さあ!出発だ。
暗闇の中、バイクのエンジン音だけが聞こえ。
私を非日常へと連れて行く。荒川
今日は娘の誕生日である。注意:写真は娘ではありません。
13歳である。苦労して育てた甲斐があってかなかなかいい娘である。
最近は妻に似て美しくなってきた。もう大人である。
誰にもやらねーからな。手を出すなよ!荒川
私が、この仕事を気に入っている理由が夏に休めるということです。
冬に仕込みのため休みが取れず、溜まった休みを比較的暇な夏にまとめて取ってしまうのである。
夏休みが取れなくなった場合、きっとこの仕事を辞めてしまうかもしれないくらい私にとって重要である。
結構夏休みも持て余すが、何か冒険が待っているかも?とわくわくしてしまう。
きっと小学生からの生活習慣が抜けないのだろうか。
小学生より宿題が出ない分、今の方が楽しい。
仕事は溜まりますけどね。
ということで来週から冒険に向かいます。荒川
いろいろ回り道したようだ。
現在は、直線が続いているように見える。
しかし、この先に道は続いているのだろうか。
果たして私は、ゴールまでのどのくらいの所を走っているのだろうか。
実は、スタートしたばかりかも知れない。
ゴールの景色は、何が見えるのだろうか、きれいだろうか、幸せだろうか。
直線に見えて実は大きく曲がっているのではないか。
たぶんこの先の道も荒れたり、曲がったりしているのだろう。
今はとりあえず転ばないように、この道を全速力で走る事に専念しよう。荒川
昨日は、珍しく店番をしました。ご来店いただいた皆様ありがとうございました。
私は店に立つと運転手はダメですが、試飲を良く進めます。決して酔わせて買わせようとしている訳では有りません。味を見て納得して買っていただいた方が、私もお客さんも両方幸せになるからです。
試飲を進めると複数でお見えになられたお客さんは、試飲後連れの顔を見てニヤッとして連れにも勧めます。連れも試飲をしてニヤッとします。
私は、それを見てニヤッとします。荒川
写真は文と関係ありません、たまたま載せました
今日は私の誕生日。
もう33歳なのか、まだ33歳なのか。
私は20歳の時に、この酒造り業界に足を踏み入れました。
そのころはもうバブルが十分崩壊してましてなかなか良い就職口が有りませんでした。
そのころすでに学生で有りながら1歳になる娘がいたので労働条件なんてどうでも良く、仕事さえあればどこでもよかったところ、後継者不足に悩む酒造り業界が私を入れてくれました。
そのころはこの業界に若い人があまりいなく私は、そりゃーちやほやされました。
出稼ぎの蔵人も厳しいながらも生意気な、このにーちゃんをかわいがってくれました。
あれから13年この業界に必死になりふり構わずしがみついてきました。もう、ちやほやはされないが。
結構充実した13年でした。
最近若い実力のある杜氏が出てきたのを聞いて負けていられないのである。
私の同期の杜氏アンド職人の皆さん、働き盛りだ!!がんばろまい。荒川
お客さん!吟醸工房は10時開店ですよ。こんなに早くから並ばなくても買えますよ。荒川