去年、年末の大雪の写真である。雪に酒造りは良く似合う。雪の日には以前いた蔵のことを思い出す。
前いた蔵の話ですが、雪の中屋外で、ろ過器を洗った事がある。もちろん水で、その時の冷たさを今でも忘れない。あんまり手が冷たいので、手を口の中で暖めながら洗った覚えがある。最初はそんな仕事ばかりだった。
まだ、そういう蔵はたくさんあると思う。
そんな所で戦っている杜氏たちに私は勝てるのか?
今の蔵は、外と隔離されてて、風すら入ってこないし蛇口をひねればお湯も出る。
私にはもうハングリー精神は無くなってしまったのか?
腕を上げて認められ、生活を楽にしたいと思う気持ちは無くなったのか?
いや、まだまだハングリーである。
私はとても欲深い、現状で納得していない。まだまだ、上を目指す気満々である。もっともっと腕を上げ認められたい。評価されたい。褒められたい。荒川
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