消費税10%を考える

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いよいよ明日は参議院選挙

消費税10%が今回の争点となっていますが、
それについてつらつらと書いてみます。

ニュースや新聞を見ていると
消費税導入はやむなし的な論調になっていますが、
低所得者層への配慮が必要との考え方から
1.生活必需品は軽減税率を適用する
2.低所得者層への給付や還付を行う
という2つの案が出ているとのこと

通常の日常品に関しては当然どちらかの
対策が必要になると思うのですが、
ところがどっこい「酒」は非常に微妙な立場の物品です。

そのため消費税を導入した暁に
「1案を採用!」ということになると
非常にやっかいな状態が予想されます。

まず「酒類(アルコール1%以上含む飲料)」が
生活必需品か贅沢品かの議論が必要となります。

ここで酒類は
全て「生活必需品」(または全て「贅沢品」)
となってくれればある意味、楽なのですが、
一部の商品は「生活必需品」指定、残りは「贅沢品」となると
とてもやっかいです(泣)

「合成清酒」は生活必需品だけど「日本酒」はダメとか
「発泡酒」は生活必需品だけど「ビール」は贅沢品
とかなると業界団体入り交じっての大論争になり
収拾が付かなくなること必至です(笑)


それ以外にも、同じ日本酒でも
価格が2000円未満は生活必需品、それ以上は贅沢品
普通酒は生活必需品で、特定名称酒は贅沢品
とか訳の分からない区分けが出来てしまうと、
伝票処理上やレジでの対応が面倒極まりないため、
勘弁して欲しいのが本音です。
 
 
 
おそらく性質上
酒類は全て贅沢品になるのだろうなぁ、とは思いますが、
それならそれで、これを機に「酒税」に「消費税」が掛かる
いわゆる「税金の2重取り」問題は解消してもらわないと困ります^^;;

うちの規模でも「酒税に掛かる消費税」だけで
1000万ぐらい払う計算になります。
(大手メーカーだと、どうなるのか恐ろしくて計算が…^^;;)


それと一番大切なのはその使い道
財源が確保出来たからといって
必要の無い道やダムを造っていたのでは
いくらおカネがあっても足りませんよ(笑)


そんなことも少しは頭の片隅に置きながら
明日は必ず選挙に行きましょう!!

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このページは、sekiyaが2010年7月10日 16:00に書いたブログ記事です。

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