兵庫の圃場廻り

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今年も兵庫県の
加東市、加西市、多可郡あたりの
JAや農家さんを廻りながら
圃場を見学してきました。

初めは加東市(旧社町)の
白菊の田んぼを見学


次に北へ移動し西脇で
白玉という品種を作ってくれている
農家さんへ

途中昼ご飯を食べ
多可郡に向かい但馬強力の圃場を見学します。

同じ加美町内で
弁慶という酒米を作っている圃場へ

この品種はチャレンジ2年目なので
ちょっと倒れてしまった様です。

一旦加西市に戻り
山田錦を作っている農家さんの圃場を回ります。


暗くなってきたので宿に移動し
そこで酒米生産者の皆さんと懇親会
うちの酒や地元の蔵元さんのお酒やら
飲みすぎました。ちょっと二日酔い…

翌日は朝イチで
東条町の生産者のところに向かい
契約栽培をお願いしている圃場を廻ります。

この人たちはみのる式という田植機を
使っているのが特長で、
肥料も控えめにお願いしているので
今年のような冷夏でも倒さない米作りをしています。

この人がうちで使っている兵庫県東条産の
山田錦を作っている農家の代表の橋本さん
とてもお世話になっている人です。


今年は夏が涼しかったために
稲が栄養分(窒素分)を消化できず
夏に肥料(穂肥)をやってしまった田んぼは
ほとんど肥料過多で倒れています。


※手前が倒れていない田んぼ、向こうが倒れてしまった田んぼ

倒れてしまうとそれ以上米粒が成長せず
青かったり、小さかったり、窒素分が残ってしまったりと
まったく良いことがありません。

その上雨が降った日には、
芽が出てしまう可能性もあります。

こんな夏になることも想定して田んぼを作っている人は
冷夏でも倒さずにピンと立った山田錦を作っています。

今までの画像を見てもらうと
ほとんどの田んぼ(弁慶は別にして)は
シャンと稲が立っています。

実はこういった農家やJAとタッグを組むことから
酒造りは始まっているのかも知れません。

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このページは、sekiyaが2009年9月30日 15:31に書いたブログ記事です。

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