5月4日・5日と
稲武の吟醸工房で行われたイベントは
盛況の内に終了することが出来ました。
蔵にお越しいただいた皆さん
ありがとうございました。
中でも田植えは、
多くの方々にご参加いただき、
大人も子供も泥だらけになって田植えを楽しんでいました。
最近心配に思うのは
特に都市部では農地が減り
子供達が農業とふれあう場所が無くなっています。
子供達に農作物の姿を描かせても
稲だけでなく、トマトなどの実がなる作物、
大根などの根菜類、キャベツやレタスなどの葉菜類が
どうやって成っているのか、
描くことの出来ない子供がたくさん居るそうです。
悲しいと思うと同時に怖いと思います。
スーパーなどで個別包装されている状態で
畑にあると思っている子も居るそうです。
今流行の食育ではありませんが、
「食べる」ことを勉強する前に、
農作物や畜産物の「出来るまで」を勉強しないと、
食育の基本にある「旬」や「地の食材」の考え方も
理解できる訳がありません。
秋には収穫祭も予定しています。
お子供さんを連れて、どんどんご参加下さい(^^)
それからその後に行われた
三遊亭鳳楽師匠の落語ですが、
こちらも大変素晴らしかったです。
演目は
「禁酒番屋」「八五郎出世(別名:妾馬)」
の二つでした。
どちらも酒が出てくる話ですが、
禁酒番屋は侍をおちょくる痛快な話、
八五郎出世はほろりとくる人情話でした。
「昭和の名人」円生さん仕込みの
話のうまさもさることながら、
思わずこちらもお酒が飲みたくなる(笑)
飲みっぷりや、
本当に飲んでいるんじゃないかと思えるような
酔っぱらいの演技(?)など、
所作も十分堪能出来ました。
これも酒蔵寄席ならでは
高座と観客席が近いためです。
(「狭い」とも言いますが…(笑))
なんたって一番遠い人でも
10mぐらいしか離れていません。
相撲では近くの席を「砂被り」というそうですが、
さしずめ全席「唾被り」というのでしょうか?
…ちょっとキタナイですね(笑)
冗談はさておき、
やはり落語は生に限ります。
TVでCM挟みながら見たり、何秒かにカットされたものを見たり
きわどい表現をカットして聞いても面白くありません。
(古い表現なので放送コードぎりぎりな話もあります^^;;)
もし師匠のスケジュールが合えば
来年もGWにお願いしますので、
今回来られなかった人も、是非お越し下さい(^^)
美味しい豚汁と赤米のポップライスをいただきました
午後のぶんがなかったとのことですから、早朝に出掛けて正解でした
もちろん、純米大吟醸生原酒雫酒も大変美味しくいただいてます
1.8Lでないのが、チョッピリ寂しい
ご来場いただきまして
ありがとうございました。
予想以上にたくさんの方が
いらっしゃって食材切れしてしまい
申し訳ありませんでした。
ご家庭の冷蔵庫に入らないので
そことの兼ね合いが難しいですが、
雫酒の1.8Lも検討してみます。