今日は吟醸工房で
朝から蒸留でした。
今シーズン初めての
蒸留です。
作り方はいつも通り
純米吟醸の酒粕を使ってモロミを仕込み
発酵させてから蒸留するという
大変シンプル(笑)な製法です。
シンプルだからこそ
酒粕の品質がそのまま出ます。
清酒モロミの時に
元気だったものは元気な焼酎モロミに
香りがよかったものは香りの良いモロミに
最後にようやっと酒がキレていったものは
アルコール度数が上がらなかったり…
…正直なモノです(笑)
杜氏の荒川君に
「こんな酒粕にしてくれっ!」といって
日本酒を造ってもらう訳ではないので
(当たり前ですが…^^;;)
かなり偶然の要素も強いのですが、
それはそれで楽しんで造っています。
特に度数を測るための窓(?)の部分が
あるのですが、そこを蒸留された液体が
満たしていく時は、
何とも言えない気持ちになります。
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