最初の一滴

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…を撮ろうと思っていましたが、
目を離した隙に1滴どころではなくなってしまいました(笑)

早いものでもう2月です。
1月は「い」く、2月は「に」げる、3月は「さ」る
といいますが本当ですね。

…で本題に戻ります^^;;;

上槽(お酒を搾る)時にはじめに垂れてくる部分を
「あらばしり」と言います。
この写真の部分です。
うまく撮れていないので分かりにくいですが、
やや白濁しています。
ここはすっきりとして軽い味わいです。

次に酒が澄んできます。
ここが一番メインの部分で「中取り」です。

最後に少し圧を上げて(空気圧で搾るため)
「せめ」の部分が出てきます。
色も濃く、味も多めです。
ここをしっかり搾ると酒の量が増えますが、
味は雑になって悪くなります。

昔うちに居た杜氏さんからの言いつけで
「もう1割搾れるところで止めておけ」という言葉があります。

きっちり搾れば3000㍑取れる場合でも、
2700㍑ぐらい取れた時点で止めよう、ということです。
そのくらいで止めておけば酒もキレイだし、
酒粕もしっとりして、良い酒粕になります。

これって酒造りじゃなくても聞いた話じゃありませんか?


何事も欲を掻きすぎると良くない…、

最近そんな事件がありましたね(笑)

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このページは、sekiyaが2006年2月 1日 12:46に書いたブログ記事です。

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