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2009年05月28日

無事終わりました

今年も無事に田植えが終わりました。

昔から「苗半作」という言葉があって
”苗が出来て田植えが終われば半分終わったようなものだ”
と言う意味らしいですが、

まだまだ油断は大敵です。

というよりまだまだ新米の米農家としては
天候はどうなるのか?暑い夏なのか?寒い夏なのか?
病虫害は出るのか、出ないのか?
除草剤は効いてくれるのか、
手で抜かないと(泣)いけないのか?

心配の種は尽きません。

今年は約12ヘクタール(夢山水9ha、チヨニシキ3ha)です。
少なく見積もって900俵、理想通りなら約1000俵取れるので
自社の米の約1割が自社での栽培になります。

既に来シーズン(2010年)、
水田を任せるというオファーが来ていて(笑)
もう2ha程度は増えそうな見込みで
農機具の買い足しや買い換えによる処理能力向上を
検討する段階に入ってきました。

どうやら来期から
生産調整(減反)も見直されるらしいですが、
それが今後の経営方針にどう影響するかも、
考えないといけません。


いろんな意味で悩みのタネは尽きませんね(泣)

投稿者 sekiya : 16:47 | コメント (0)

2009年05月26日

日本酒業界の今後について

先日の業界紙にも昨年度(2008/04~09/03)の
日本酒の出荷量が4.7%減という記事が載っていましたが、
日本酒が一人負けといった感じです。

そんな中、個々を見ると健闘している酒蔵もありますが、
トータルとしては日本酒の需要は確実に減っています。

これにはいろいろな要因があると思いますが、
混ぜ物の多い安酒(パックなど)を呑んだ事による
ネガティブなイメージを日本酒に対して持ってしまい
それ以降呑まなくなってしまう事は多いと思います。

いっそ酒税法を改正して通称「普通酒」を全廃し、
まじめに造っている特定名称だけを「日本酒」として
半分近く混ぜ物が入っているお酒は「合成酒」とでもしてもらい
(現行では「合成清酒」だが「清酒」という文字が入って欲しくないので^^;;)
まじめに造っている蔵元の足を引っ張らないように
してもらいたいと思います。

そうでないと日本酒の事を知らない初心者が
そういった酒を呑んでしまうことで日本酒離れにつながりますし、
海外の消費者に対しても、
「日本の文化たる日本酒」だと胸を張ることが出来ません。

国や某監督官庁は、
「國酒」なんて色紙を
総理大臣に書かせている暇があったら

「世界の中の日本酒とはこうあるべきだ」
「日本の食文化の一つである日本酒とは」
「日本酒に求められる条件とはこうあるべきだ」

と言うことを、よ~く考えた上で、
改革や法律の改正してもらいたいモノです。

それから某省も、外国の要人やVIPが来たときに
フランス料理とワインでもてなすのは国辱モノなので
懐石料理と日本酒(または本格焼酎)でもてなしてください。

そうでないと
「邪魔さえしなければいいので何もしないでくれ」とか
「税金の無駄遣い」って、言われるようになりますよ(笑)

投稿者 sekiya : 14:40 | コメント (2)

愛知大学での講演

愛知大学での講義(食文化論の授業)が
無事終わりました。

150名ほど入った教室は
8割近くが女性で、
男性はちらほらしかいません。

流石にちょっとドキドキします(笑)

見学に来た人や、
酒造りの話に興味がある人に対して話すのではなく、
全く日本酒に興味のない生徒さんがほとんどなので
リアクションがいつもと違い
何となくやりにくいモノがありました^^;;;

中には結構日本酒好きなのか、
単なる勉強家なのか分かりませんが
熱心に聞いてくれる生徒さんも居たので、
ちょっとホッとしました。

それにしても講義の始めに
「普段、日本酒を呑んでいる人は居ますか?」
って聞いたら誰も手が上がらなかったので、
若い人の日本酒離れは進んで居るんだなぁと
つくづく感じました。


世の中には美味しい日本酒もたくさんあります。
こんな話を聞いたのをきっかけにしても良いから
いろいろ呑んで欲しいと思います。

投稿者 sekiya : 13:59 | コメント (0)

2009年05月22日

うれしいお知らせ

このところ不景気だインフルエンザだと
暗い話題が多いですが、
久しぶりに明るい話題です。

この度、酒類総合研究所主催の
全国新酒鑑評会にて吟醸工房(稲武工場)の
一念不動が金賞を受賞しました。

酒類総合研究所のホームページ
http://www.nrib.go.jp/kan/kaninfo.htm

これもひとえに皆様の応援のおかげです。
ありがとうございます。

これを励みに今後とも皆さんに喜んでいただける
日本酒を造るよう努力していきます。

投稿者 sekiya : 17:38 | コメント (2)

2009年05月18日

ツバメの巣

今年も事務所の裏にツバメがやってきて
巣を作り、雛が孵ったようです。

頭上に○ンコを落とされると困るので、
落ちていた金属の切れっ端を使って
○ンコ落下防止板を付けてみました。

なかなかの出来です。


はじめは警戒して親が近寄らなくなりましたが、
無事に戻ってきました。

よかった、よかった。

投稿者 sekiya : 14:27 | コメント (0)

2009年05月17日

吟醸酒協会・春の吟醸新酒を楽しむ会

少~しバタバタしていた関係で
ずいぶん遅くなってしまいましたが、
5月11日に東京の有楽町で行われた
日本吟醸酒協会「春の吟醸新酒を楽しむ会」に
行ってきました。

昼の部が365名、夜の部が770名
ということで1100名以上のお客様にご来場いただきました。
ありがとうございました。

たまに地元奥三河の出身の方がブースに来てもらえると
やはりうれしいです。
それから吟醸酒協会の時しか会えないお客様もいるので
そういった方とお会いできるのも楽しみにしています。

投稿者 sekiya : 14:11 | コメント (0)

2009年05月07日

田植え祭と三遊亭鳳楽独演会

今年もほうらいせん春祭りということで
稲武の吟醸工房で田植え祭
設楽町の本社蔵で三遊亭鳳楽独演会を行いました。

残念ながら天気は雨
やや肌寒い中での春祭りとなってしまいました。

今年は田植えと独演会が同じ日になってしまい
鳳楽師匠の送迎とかぶってしまったため
自分は田植えに参加出来ませんでした。

楽しみにしていましたが、ちょっと残念

その代わりにうちの奥サマが子ども達を連れて
田植えに行ってきました。

よほど楽しかったのか
かなりはしゃいでいたようですが、
よほど疲れたのか速攻で撃沈(笑)

本社に戻ってきたときは車の中で爆睡しておりました。


いっぽう鳳楽師匠の独演会ですが、
こちらも80名ほどのお客さんにご参加いただき
落語を楽しんでいただきました。

第1部は短めの噺をふたつ
「垢」と「目薬」

第2部は鳳楽師匠の十八番、人情噺のひとつである
「百年目」


…しっかり堪能させていただきました。

あまりテレビには出ないので知名度はそこそこですが、
実力は折り紙付き。

昭和の大名人「三遊亭圓生」の名を襲名するという話もあって
これからがますます楽しみな落語家です。

来年も是非「ほうらいせん寄席」を行いたいと思います。

ほうらいせん春祭りが終わってほっとしたのか、
風邪を引いてしまいました。

この時期寒暖の差が激しく
体調を崩しやすいので皆さんお体にはご注意下さい。


明日は東京に出張なので、
暖かくしてよく寝て、体調を万全にして出張に望みたいと思います。


投稿者 sekiya : 17:07 | コメント (0)

2009年05月05日

SuperGT 第3戦 富士400km

昨年に引き続き
Lexus Kraft SC(35号車)を
応援しています。

先日富士で行われたレースに
観戦に行ってきました。

2008年は宝山クラフトSCでしたが、
今年はメインスポンサーが居ない状態で
Lexus Kraft SC(レクサスクラフトSC)として参戦しています。

当初スポンサーに付くか迷いましたが、
次世代を担う若手ドライバー(石浦宏明・大嶋和也)を応援したいと思い
微力ながら応援することになりました。

結果は惜しくも5位でしたが、
3連続ポイントゲットは立派です。

若手二人の
これからの活躍に期待したいと思います。

それにしても東名高速の渋滞は
帰省ラッシュ+ETC効果ですごかったです。

16時30分にサーキットを出て
家に着いたのが22時…。

なんと5時間半掛かりました(泣)

投稿者 sekiya : 16:23 | コメント (0)