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2008年09月27日
収穫祭2008
雲ひとつ…ぐらいはありましたが、秋晴れの下
今年も吟醸工房の隣の田んぼで
春に皆さんが田植えしてくれた稲の収穫を行いました。
おかげさまで、年々参加者が増え
今年は大人と子ども併せて100人近い方が
ご参加いただきました。ありがとうございます。
春に皆さんが植えたミネアサヒは
ごらんの様にしっかりと実っています。
8時半頃からぼちぼちと
参加者の皆さんが集まり始め
9時から稲刈りスタートです。
始めはぎこちない作業も慣れるに従って
だんだんとスピードアップしていきます。
大人も子どももみんなで刈った稲を
コンバインまで運びます。
本当はコンバインは刈り取りと脱穀を
両方出来ますが、今日は単なる脱穀機として
働いてもらいます(笑)
こんなにたくさんの籾が取れました。
これからこれを乾燥し、籾すりと米選
(屑米と整粒に分けること)を行います。
稲刈りが終わった後は、
みんなでお昼ご飯をいただきます。
蜂の子の入ったおにぎりを
おそるおそる食べている子どももいましたが、
餅つきも行って、楽しいお昼ご飯になりました。
また来年も企画する予定ですので、
是非皆さんご参加下さい。
ちなみに、出来た米は
田植えや稲刈りに参加していただいた方むけの、
オリジナル酒の仕込みに使ったり、
玄米のまま、又は炊飯用に精米して
お分けすることも考えています。
(ただし有償です。ゴメンなさい…)
今回収穫していただいたお米
(またはそれで造ったお酒)をご希望の方は
吟醸工房までお問い合わせください。
2008年09月23日
暑さ寒さも彼岸まで
今日はお彼岸です。
みなさんお墓参りには行ってきましたか?
私は奥サマとモモちゃんを連れて
(下の子は風邪のため家で留守番)
ヤブ蚊と格闘しながら草むしりをして
先程帰ってきました。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
ずいぶん涼しくなってきて、
日が陰ると半袖では寒いぐらいです。
先日とよがわーるど2008に行ってきましたが、
いわゆるゲリラ豪雨ってやつですか?
「バケツをひっくり返した」とはこのことを言うんだな~、
というほどの雨に祟られ大変でした(泣)
参加ミュージシャンで知っているのは
「つじあやの」さんぐらいでしたが、
他のミュージシャンの人たちも
なかなかいい感じでした^^;;
それはそうと明日から来週末まで
出張が目白押しです。
明日は東京で問屋さんの展示会
明後日は、得意先への挨拶回りと
あちらでどうしても見たい美術展があるので見た後、
こちらに戻ってくるスケジュール
今週末は新城市の市民討議会の手伝いとその準備
来週は2日かけて兵庫の山田錦、但馬強力、白菊などの
圃場をぐるっと回って視察をした後、
一度愛知に戻ってきて、すぐに
徳島の酒屋さんの酒の会と阿波山田錦の圃場見学
というスケジュールです。
今回は電車とバスがメインで
飛行機に乗るのが殆ど無いので楽ですが…^^;;;
2008年09月19日
とよがわーるど2008
今週の日曜日に新城市(の旧鳳来町)で行われる
とよがわーるど2008(社団法人豊橋青年会議所主催)に
地元企業として出展することになりました。
とよがわーるど2008のHPはコチラ↓
http://tw2008.seesaa.net/
この日、幸か不幸か誰も行ける人がいないため(笑)
私が出展ブースに立つことになりました。
え~、あくまでブース出展のためであって
個人的に音楽を聴きに行きたいのでは無いと思います(笑)
せっかくですので、
とよがわーるど2008にご来場下さった方で
このブログを見てくれている人に(居るのかな?^^;;)
非売品のカップのミニチュアをプレゼントします。
キーワードは「最近ブログの更新少なくない?」です(笑)
数に限りがあります(約50個)
無くなった場合はご容赦ください
2008年09月18日
台風接近中?
天気予報によると
大型の台風13号が接近中の様子です。
気象庁の台風予想はコチラ↓
http://www.jma.go.jp/jp/typh/081324d.html
実りの季節を迎えて、
地元で作っている夢山水を始め
兵庫で作っている但馬強力や白菊、
徳島で作っている山田錦にとっても
この時期の台風は
あまりうれしいものではありません。
願わくば一番南のコースを辿って
太平洋上かどっかで
消えてくれるとうれしいんですが…^^;;;
2008年09月17日
今年の初蒸し
10日ほど前から
夢山水の稲刈りが始まっています。
今年は好天に恵まれ
見たところ品質も良さそうです。
そんな中、
今年も仕込みの時期がやってきました。
工事ために、取りかかりが少し遅れましたが、
内装が出来た時点で念入りに掃除を行い
今日、初の蒸しを行いました。
麹室に引き込んで2日間掛けて麹を造り
酒母の仕込みにうつります。
順調に行けば10月5日頃に
仕込みが出来るので
何とか11月初旬の「しぼりたて」に
間に合いそうです。
2008年09月10日
「事故米」に思うこと
昨今、大阪の某米問屋(?)M社が
「汚染米」だか「事故米」とやらで
世間を騒がせています。
私の友人の蔵元も
この「汚染米」が混入していた米を
知らず知らずのうちに買わされていて、
該当商品の回収やその対応で
大変な損害を被っているそうです。
しかし彼は恨み言も言わず、責任転嫁もせずに
粛々と情報の公開と該当商品の自主回収をしています。
その姿勢には頭が下がります。
こんな事件に負けず、頑張って欲しいと思います。
ニュースでは、
政府から払い下げられた事故米穀を
食用の加工米に混ぜていた米問屋M社の
手口がいかに巧妙で、あくどいものであったか
というような事だけを報道しています。
もちろん今回の事件を引き起こした
M社については弁解の余地もないし、
厳しく追及されるべきだと思います。
しかし…
そもそも、そのカビや農薬に汚染された米を
何故政府が保管していたのでしょうか?
他の出荷製品に報復関税を掛けられないために
ミニマムアクセスとして米を買うのは分かります。
その米はインディカ米やモチ米なども含まれていて、
あまり普段の食用には適さないので、
もしもの場合の備蓄米にするのも分かります。
では、何故それがカビや農薬に汚染されているのでしょう?
それではいざと言うときに備蓄米として役に立ちませんし、
食品の加工用にも転用できません。
普通消費者の立場で考えたとき
買った米がカビていたり、農薬に汚染されていたら
クレームを付け返品するのが普通です。
保管中にカビが生えてしまうのは
こちらの保管方法にミスがあったとしても
こちらのミスで農薬が検出される事はありえません。
始めから工業用としてカビたり、農薬に汚染されている米と
分かって買っているのなら話は別ですが、
そんな感じでもなさそうですし、それなら米の加工品として
糊や接着剤の状態で買った方がはるかに安い気がします。
もし、これが米の輸出国が自国内で使えないので困って
その在庫処分で「買わされている」のであれば、
国民の税金を使って、汚染された米を「売りつけられ」
その使えない米の処分に困って、工業用の米業者に
二束三文で売ってる、と言うことになります。
そんなモノを売りつけられて、のほほんとしている政府は、
「情けない」以外言う言葉がありません。
「私たちも騙された、M社に対し契約に基づき賠償請求をする」
なんて某農水大臣が言っているのが茶番に思えます。
報道によるとM社への監督官庁の立ち入り調査は
すべて筒抜けだったそうです。
契約条件に「工業用米の食用への転用を禁じる」条項が
あるということも報道されていました。
ということは当然こういった事件が起こることを
予想していたということになります。
その予想されていたカラクリを見抜けず
なれ合いの調査「ゴッコ」を行っていたのであれば、
この事件に関しては、農林水産省も同罪でしょう。
彼らは、もう少し国民の食に対する安全に対して
真剣に考えるべきだと思います。
9月9日は重用の節句
9月9日は重用の節句
…ということで
皆さん昨日は
菊の花びらを盃に浮かべて
日本酒を飲みましたか?(笑)
私は昨日は
大垣の四鳥さんの酒の会に
参加してきて、
そこで菊酒をいただいてきました(笑)
始めに1時間ほどきき酒をした後に
お食事が始まるのですが、
季節の食材を使った美味しい料理で、
ここの酒の会はいつも楽しみです(^^)
2008年09月01日
9月になりました
いつの間にか9月…
今年もあっという間に
2/3が過ぎてしまいました。
蔵の改築工事(麹室、酒母室、会議室)
は着々と進んでおりますが、
見た感じ予定通り中旬までに終わるか
ちょっと心配です(泣)
見切り発車で精米は始めましたが、
麹室が出来ていなければ、
酒造りに取りかかれません^^;;;
さて、どうしたモノか…
平年通り11月1日にしぼりたてを出荷できるよう
工事が順調に進むことを祈るしかありません。