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2008年03月31日

三寒四温

先週末からぱっとしなかった天気も
朝方には雨も止み、
今は雲ひとつ無い快晴です。

しかし…

…寒い!

冬に戻ったんじ無いかと思えるぐらい寒いです。


どうも寒いと思ったら、
昨日お隣の豊根村では雪だったそうです(笑)

道理で寒いと思いました。


もう少し今シーズンの酒造りは続くので、
酒屋者にとっては寒いに越したことはないですが、
みなさんは風邪を引かないようご注意下さい。

投稿者 sekiya : 17:16 | コメント (0)

2008年03月24日

春眠暁を覚えず

春眠不覚暁(春眠暁を覚えず)
とは良く言ったもので、
最近なかなか朝起きられません。

朝ちょっと早めに会社に行って、
電話が鳴らない静かなうちに、
その日の段取りをしてしまうのが好きなのですが、
どうもこの季節は起きられず良くありません(笑)

生物学的にも春はホルモンバランスが狂うため
朝起きられないらしいですが、本当でしょうか?^^;;

それはそうと、
昨日設楽ダム本音トーク第6弾ということで、
群馬県の吾妻川に建設を予定されている
八ッ場(やんば)ダムの建設を追ったルポタージュ「八ッ場ダム」を
書いているルポライター・鈴木郁子さんの話を聞いてきました。

鈴木さんの本はコチラ↓
http://www005.upp.so-net.ne.jp/boso/s0412.htm

八ッ場ダムは利根川上流の吾妻川に
建設を予定されている利水・治水のダムです。
 八ッ場あしたの会http://www.yamba-net.org/


設楽ダムと同じく戦後すぐに計画されて、
今までずるずると引っぱられてきた事や、
貯水量、総工費などかなり似ているダムです。

話を聴いて、驚き腹立たしく思うことが3つあります。

ひとつめは
ここで溜められた水は「誰も使いたくない」と言うことです。

吾妻川は上流に草津温泉があります。
その湯は日本の名湯のひとつですが、
実はこの湯質は酸性です。

その湯が流れ込む吾妻川は、同じく酸性で
飲用に適しているとは言えないそうですが、
何故か「水道水」での利用も含まれている「利水ダム」です。

しかも薬剤(石灰)による中和も検討されているとのこと…

誰が石灰で中和された水を飲みたいのでしょうか?

もちろん酸性の水はコンクリートや金属にも悪いですし、
農業用水にもあまり適していません。

誰も使わない(使えない)水を溜めるダムは、
何のために使われるのでしょうか?


ふたつめは
ダム工事に関係する随意契約の問題です。

随意契約というのは、
予算額が少ない事業や特殊性がある事業について
一般競争入札をせずに仕事を発注できる仕組みです。

もちろん問題の無い事業もありますし、
本当に特殊性があって、その会社しか出来ない仕事もありますが、
一部にその制度を悪用している節も見受けられます。

一時期道路公団などでも問題になった
「ファミリー企業」というヤツです。

環境調査、コンサルティング、設計アドバイスなどの名目で
国土交通省のOBが天下りしている企業に
仕事を回しているのです。

もちろんそういった会社にも真面目な会社もあるでしょうが、
実際の業務は、さらに安い金額で下請けに丸投げし、
中間マージンだけ抜いているケースもかなり見受けられる様です。

設楽ダムに関連した随意契約の中にも、
八ッ場ダムの随意契約の中に名前が挙がっている企業が、
かなり含まれているとのこと…。
※現在設楽ダムで使われている年間予算のうち8億円が随意契約
平成19年度の設楽ダムに関する随意契約はコチラ↓
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/zuikei/sokuryou/h19/shitara.htm

私たちの納めた税金をこんな形で使われていることに
本当に腹が立ちます。


みっつめは、
自分達で壊した自然を、また別の予算を使って「人工の自然」を作り、
子どもを利用して、そこに魚を放流したり、ホタルを放したりして、
あたかも自然に優しい取り組みをしているかのように装うことです。

もちろんそう言った事業は、随意契約で行い
ファミリー企業の環境コンサルティング会社が受けていることは
言うまでもありません(笑)

自然とダム、やエコロジーとダムのようなテーマで
小学生に絵を描かせ、コンクールを行い、
自分達の意図に沿った絵を入選させ
ダムの広報施設で展示する。

そのダム関係者のセンスに薄気味悪いものを感じる、
と同時に、子どもを利用してプロパガンダを行ってまで、
必要のない公共工事を正当化することへの
怒りを感じるのは私だけでしょうか?

ちなみに「春眠不覚暁」のあとは、
「処々聞啼鳥(どこかで鳥が鳴いている)」と続きます。

そんな野鳥のさえずりが聞こえない
悲しい時代が来ないように、
大切な自然を守っていきたいですね。

投稿者 sekiya : 09:34 | コメント (2)

2008年03月22日

梅酒の準備は着々と…

今日は暖かいというより、
暑い1日でした。
今年初めて車で冷房かけて走りました。
春でこんなに暖かかったら、
夏はどうなるんでしょう?ちょっと心配です^^;;

4月9日から出荷を始める梅酒の準備
(商品名:自家製焼酎で漬けた梅酒)が
着々と進んでいます。

壜詰めする前にタンクに沈んでいる梅を
掬い上げなくてはいけないのですが、
その最新兵器をお見せします…

…魚取り用の網です(笑)

タンクに沈んでいる梅を人力で掬います(泣)

梅酒の良い香りで酔いそうです^^;;


今年も青梅と完熟梅の2種類を造りました。
一足先に試飲してみましたが、
甘さ控えめ、大人の梅酒といった感じです。

乞うご期待ください。


投稿者 sekiya : 18:36 | コメント (0)

2008年03月21日

勉強会2連発

ここ最近立て続けに
面白い勉強会に行ってきました。

ひとつは地域資源の利用に関するセミナー
もうひとつは都市部の人と山間部の人の
交流に関するセミナーです。

地域資源の活用に関するセミナーでは、
豊橋の平松食品の社長さんにご講演いただきました。
http://www.bisyoku.com/

地元に居ながら全然知らなかったのですが、
全国の佃煮のうち豊橋で作られているシェアが
25%近くあるそうです。

全国の1/4が豊橋にある十数社によって作られているとは
思ってもいませんでした。

昔から豊橋は三河湾で獲れる豊富な魚介類を使い
様々なつくだ煮を作っているそうです。

豊橋産佃煮の知名度が無かった原因は
かつてはOEM生産が多く、「豊橋産」ということを
消費者に全くアピールしていなかったからだそうです。

その状況を平松社長さんは打開するため、
さまざまな場で「豊橋つくだ煮」をアピールし、
最近では世界中の食品展示会で、
つくだ煮=TERIYAKI-FISHをPRしているそうです。

「日本の食文化を世界に」という事に関しては
つくだ煮も日本酒も同じなので、
いろいろと参考になることもあると思います。


もうひとつは、
昨日新城で行われた、
「愛知県交流居住推進シンポジウム~交流居住で元気な山村を!~」
というシンポジウムです。

現在愛知県で山村振興のために進めている
都市部の人との交流と、その交流から居住(短期から永住まで)に
結びつけるためには、どうしたら良いかというお話しでした。

今、実行委員として関わっている
設楽町のイベント「奥三河食彩フェスタしたら」や
自分の会社の仕事にも参考になるような話でした。
(※ちなみに今年は8月2日~3日に開催されます)


いろいろな話を聞いて、
まだ頭からケムリが上がっている状態ですが(笑)
少しずつ参考になることから活かしていこうと思います。


投稿者 sekiya : 18:07 | コメント (0)

2008年03月20日

県のきき酒研究会審査

昨日発表された
愛知県酒造組合主催の県きき酒研究会の審査で
吟醸工房のお酒が本醸造の部で
愛知県知事賞をいただきました。


※顔が見えないので分かりませんが、かなり緊張した荒川君が
  表彰状を受け取っているところです^^;;


これもひとえに蓬莱泉と一念不動をご愛顧いただいている
皆さまの応援の賜物です。

これに傲らず、これからも美味しいお酒を
造るよう頑張りますので、応援お願いします。

投稿者 sekiya : 12:02 | コメント (0)

2008年03月17日

2008 AUTOBACS SUPER GT 開幕

今年もAUTOBACS SUPER GT が開幕しました。

昨日は、初戦ということでチーム関係者からご招待をいただき
鈴鹿サーキットまで観戦を兼ねて、ご挨拶に行ってきました。

※あくまでも「ご挨拶」がメインです(笑)

今年の宝山は
車こそ昨年と同じTOYOTA(レクサスSC430)ですが、
昨年までのTom's(トムス)から
team Kraft(チームクラフト)に移りました。

サーキットに到着して、パドックにて
クラフトのチーム関係者にご挨拶した後
(あくまでもメインはご挨拶です…^^;;)
レース観戦へ


この日の鈴鹿は初夏を思わせる陽気で、
レースにはうってつけの快晴です。

グリッドにも連れて行っていただき
普段テレビでしか見ることのないコース上へ

※この写真では、2ヶ所しか分かりませんが、
 今年は、左右それぞれ4箇所(計8ヶ所)付いています。
 サーキットやTV画面で目を皿のようにして(笑)
 探してみて下さい。

レースが始まったら、折角サーキットまで来て、
関係者控え室でTV観戦も何なので、
サーキット内をぶらぶら歩いて観戦していました。

壮絶なトップ争い…


…ならカッコ良いんですが、
今シーズンからタイヤメーカーが
変わったばかりでセッティングがイマイチとの事

残念ながらこれは、15・16位争い(泣)


しかしながら、
堅実な走りで着々と順位を上げ、
最終的には6位でゴール!
入賞で8ポイント獲得しました。

セッティングが煮詰まってくれば、
表彰台も十分狙えると思います。

宝山クラフトSC430(CarNo.35)を今年も応援して下さい。

投稿者 sekiya : 11:30 | コメント (0)

2008年03月12日

香港の雑誌に載りました

1月に取材に来ていた
香港の雑誌

「明報周刊(mingpao weekly)」に
載ったと言うことで、
香港の販売代理店の社長さんが
雑誌を送ってくれました。

2008年3月1日号なので、
もうHPには載っていません^^;;;;
http://www.mingpaoweekly.com/

うちだけじゃなくて、
福井の越の磯さんと石川の加越さん(加賀の月)
も載っています。

各蔵5~6ページ使っていて
酒の紹介だけでなく、歴史的背景や
蔵の近くにある観光名所、
家族なども取り上げられていて、
(たぶん…、中国語が分からないもので^^;;)
写真も結構格好良く撮られています。

ちなみに関谷醸造に関する記事はこんな感じです。


投稿者 sekiya : 16:53 | コメント (0)

2008年03月11日

イベントのお知らせ

たまには仕事の事も書きます(笑)

今年もゴールデンウィークに
「ほうらいせん春まつり」と題して
イベントを行います。

5月4日は本社で三遊亭鳳楽師匠の独演会

昨年は吟醸工房で行いましたが、
今年は本社蔵で行います。

…というのも、
本社に唯一残っていた木造の蔵が
老朽化著しく、ここ数年の内に取り壊すことが
予定されているからです。

子どもの頃かくれんぼをした蔵
大正時代(…たぶん^^;;)から残った
唯一の部分を壊してしまうのは
大変心苦しいのですが、
鉄骨による補強も効き目が無く、
年々梁は下がり、雨漏りもひどくなる一方です。

この木造蔵があるうちに
その雰囲気を楽しんで戴くには、
日本古来の文化である落語をする以外に無い(?)
ということで、建物があるうちは
落語の独演会を本社でやろう、と思っています。

そんなこんなで
5月4日は設楽町の本社まで
三遊亭鳳楽師匠の独演会にお越し下さい。
ただ今前売り発売中です。

春まつり案内 Download PDF file[240KB]


5月5日は稲武で田んぼの田植え祭
お子さん(小学生以下)は参加費無料なので、
家族でお越し下さい。


それからもうひとつご案内です。
5月18日名古屋のルーセントタワーにある
レストラン「La Eternita(ラ・エテルニータ)」で
May-bowコンサート「日本酒とクラシックの夕べ」
と題して、お酒と音楽を楽しむ会が開かれます。

こちらは弊社が主催でなく、
社外から、一般の日本酒ファンの方や、
かつて瀬戸で造っていた時の明眸蔵元関係者を交えて
明眸コンサート実行委員会を立ち上げ、
関谷醸造は全面協力という形で行います。

こちらは問い合わせ先が
実行委員会事務局、兼、実行委員長
料理工房カリナリーアートの柴田さん
という方が窓口になっています。
ご不明な点や、定員に達したかどうかといった事は
こちらにお問い合わせ下さい。

May-bowコンサート案内 Download PDF file[228KB]

暖かくなってきて
絶好のドライブ日和です。

この時期いろいろなイベントが盛りだくさんですが、
ほうらいせんのイベントに、是非お越し下さい。
社員一同お待ちしております。


投稿者 sekiya : 16:37 | コメント (0)

2008年03月10日

ジビエによる地産地消と鳥獣害対策を考えるシンポジウム

少し遅くなりましたが、
先日面白そうな講演(シンポジウム)を聴くため
京都に行ってきました。

「ジビエによる地産地消と鳥獣害対策を考えるシンポジウム」(長い…^^;;)
というシンポジウムです。


「ジビエ」って何だ?という方もいらっしゃると思います。
耳慣れない言葉で、自分も知りませんでした。

ジビエとは…

…狩猟によって獲られた
野生鳥獣の肉のことです。

これを調理した物がジビエ料理と言うわけで、
フランスでは秋から冬にかけての狩猟期間中だけ
楽しむことが出来る、季節の味覚だそうです。

シンポジウムのメイン講演を
長野県茅野市でジビエを使ったレストラン
「エスポワール」を10年前から経営している
藤木オーナーシェフがつとめました。

猟師とその周りの人だけで消費されていた
猪や鹿の肉を、高級フランス料理に使い
その制度作りやそれを広めるまでの取り組みや
「信州ジビエ」としての地域ブランドの確立に関する
講演を聴きましたが、大変興味深いものでした。
レストラン・エスポワールHP

それまでは猪や鹿と言えば、農作物に悪さをするだけで、
食べると言っても、猟師の人から分けてもらうか
せいぜい特産品として
細々と売られている程度の認識だったのですが、
やり方によっては、十分
地域資産としての価値を上げることが出来ることが
出来ることを知りました。

肉としてだけでなく、その革を使った製品や

※猪の皮を使ったマスコット

第2部では実際のフレンチとワインやお酒の試食もあり、
こちらもたいへん勉強になりました。
(これが本当の目的だったりして…^^;;)

 

うちの田んぼも一部昨年猪や鹿に荒らされましたが、
有害鳥獣をただ駆除するだけでなく、
捕獲や狩猟した以上は、捨ててしまったり、
一部の人たちだけで使うのではなく
その命を食べることや骨革まで使うことで供養し^^;;;
地域振興のひとつとして活用することは
面白い取り組みだと思いました。


投稿者 sekiya : 16:50 | コメント (0)

2008年03月06日

あの有名選手のブログに○○が…

なんか題名が怪しい迷惑メールみたいになってしまいました(笑)


でも別に怪しい訳ではありません。

新城ラリーに出場した奴田原選手のブログに
新城ラリー記念酒が載っていました。
http://nutahara.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/07_14df.html


ありがとうございます。

今年もエントリーしてラリーを盛り上げて下さい。

投稿者 sekiya : 09:59 | コメント (0)

2008年03月04日

今年も憂鬱な季節がやってきました

ここ2、3日少し前の寒さが嘘のように
暖かい日が続いています。

この前の日曜日は小学生のサッカー大会
(奥三河大会)があったので、お手伝いしてきました。

ぽかぽかと春めいた陽気で
絶好のサッカー日和でしたが、
困った事がなってきました。

それは…


…花粉です(泣)

飛び始めたという話はニュースなどで聞いていましたが、
まだ大丈夫と思っていました。

ところが1日外で動き回っていたら、
くしゃみは出るは、鼻水は出るは、目は痒いはで大変です。

一度許容量を超えるとダメみたいで、
ここ2日ほど鼻が詰まり気味です。

この時期は、きき酒も臭いが分からないので、
仕事にも支障が出て困ります(泣)


間伐や定期的な切り出し、植林などの
きちんと管理されていない山ほど
たくさんの花粉を出すようなので、
そういった社会的な問題も含んでいるんですねぇ…。


投稿者 sekiya : 11:17 | コメント (0)