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2008年01月28日
風邪引いて帰ってきました
東京出張から戻ってきました。
1日目は吟醸酒協会の役員会でしたが、
初日の晩がとても寒くて、
朝窓を開けたら何と…
雪!
寒いし、電車は遅れるし、
これには参りました(泣)
2日目と3日目の午前中は
お得意先に遅めの新年挨拶
3日目の午後から、4日目にかけて
農業参入した団体で行っている勉強会
に参加してきました。
あまりに寒かったため、
風邪引いて帰ってきて
土日は家で寝込んでました。
やっと体調が50%ぐらいまで復活したので、
今日から仕事です。
「農業」関係続きで
今日は地元の「名倉営農推進協議会」というところで
講演をしてきます。
農業をしている人たちの前で
米作りの話をするのも恥ずかしいですが^^;;;
頑張って、行ってきます。
2008年01月21日
雪景色
このところ寒い日が続きます。
今日は全国的に雪らしく
昨晩から降り続いた雪のため
蔵の廻りも真っ白けでした。
この冬に入って
設楽でまともに降ったのは初めてのような
感じがします。
交通の便が悪くなるのは困りものですが、
やっぱりこのくらい寒くなって
雪でも降らないと酒造りをしている
雰囲気が出ません^^;;;
やっぱり酒蔵には雪がよく似合います。
それにしても
昔、むか~し、小学校の頃
膝ぐらいまで積もって、
雪だるまやカマクラを作った覚えがありますが、
(小学生の膝なので30cmぐらいか?)
ここ最近は全く降らなくなりました。
…やっぱり「温暖化」の影響なんでしょうか?
話は変わりますが、業務連絡です。
明日から金曜日まで出張4連チャンです。
PDA(情報携帯端末)が故障中のため
メールを受け取ることが出来ません(泣)
お問い合わせ戴いても
すぐにお返事出来ないかも知れませんが、
ご勘弁下さい。
2008年01月16日
香港の雑誌が取材に来ました
蓬莱泉を香港に輸出している、
エレガントトレードの何亮志(Luis Ho)さんが
香港の「明報周刊」という雑誌社の記者と一緒に
蔵にやってきました。
もちろん日本では販売されていないので
なじみはありませんが、
結構向こうではポピュラーな存在らしく
http://www.mingpaoweekly.com/
芸能、時事、経済あたりの内容を取り扱っている
雑誌のようです。
今回は日本酒の特集と言うことで、
編集者とカメラマンの2人で取材に来ました。
2日間に渡る取材でした。
蔵の周辺で湧水地、
蔵元お薦めのグルメ処として近所の鰻屋さん(富田屋)
を案内してきました。
エレガントトレードの皆さんも一緒に
全員で鰻重の写真を撮っている姿が笑えたので
写真を撮っておきました(笑)
朝早くから登った東照宮と鳳来寺からの景色は
(もちろん参道でなく山頂駐車場から行きました^^;;)
とても寒かったですが、キレイでした。
1日目の蔵の取材で
ちょうど事務所でウロウロしていた
うちの子ども達の写真も撮っていたので、
ひょっとしたら香港デビューかも…。
あんまりに可愛いくて
問い合わせが来たらどうしましょうね。 >親バカか?
2008年01月14日
「下流域の思い」ってナニ?
先日、東愛知新聞に
東三河の5市議会議長が設楽町を表敬訪問し、
設楽ダムの必要性を訴えた、という記事が載っていました。
http://www.higashiaichi.co.jp/today_news/080112t/08011201.htm
これはこれで記事は事実なんですが、
本当に下流域の人たちが水を求めているんでしょうか?
豊川の水の収支をネットで調べたら
下のようなサイトが見つかりました。
設楽ダム見直しを求める市民フォーラム
http://www.rokujogata.net/shitara/
http://www.rokujogata.net/shitara/iken.htm
農業用水は不足しているようですが、
水道水、工業用水としては明らかに余っています。
しかも○○用水と区分けされていても
流れている場所は一緒ですし、
別に水に名前が書いてあるわけでなく(笑)
あくまでも所轄する省庁の
権益の問題ではないかな、と思います^^;;
それから本当に求めているのであれば、
もう少し「市民」の議論があって然るべきでしょうが、
少なくとも私の知り合いの「市民」からは
声はまったく聞かれません…。
こうなると「民意」って何なのか
根源的な部分まで考えたくなってしまいます(笑)
だって記事を読む限り、各市の議長さんは
「民意」の代表として来ています。
つまり各市の市民の皆さんは、
「ダム建設費やそれに付随する
設楽町の地域振興策の相応の負担をする」、
ってコトですよ!?
それ本当に大丈夫ですか?
それと先日Blogを書いた後
偶然なのか分かりませんが、あちこちで
関係者にお会いする機会が出来ました(笑)
普段疑問に思っている事をお聞きしましたが、
やっぱり利水、治水の説明に納得出来ませんし、
地域振興策についても納得いきません。
10年に一度必要になるかならないかの利水計画
最大でも10%分しか水位を下げられない治水計画
地域振興策も、
郷土資料館や民俗芸能博物館、公衆トイレや公園を作って
本当に観光の目玉になると思っているとしたら
「ご愁傷様」としか言いようがありません。
こんなモノのために
設楽町の美しい自然をダムの下に沈めるのは
私は嫌です。
ちなみにこの記事が掲載された新聞の紙面の同じページに
「奥三河の清らかな空気と清流の里に生まれた清酒 蓬莱泉」
という広告が載っていたのは、
皮肉としか言いようがありませんでした(笑)
2008年01月08日
賀詞交換会
昨日は名古屋の醸界新聞クラブ主催の
新年賀詞交換会に行ってきました。
普段名古屋地区を回ることがないため
こういった機会は絶好の挨拶の場です。
お取り引きをしている問屋さんや
同業者である蔵元さんと
お話しをしてきましたが、
どうも酒類業界全体には良くないようです。
原料高騰で酒類メーカーが渋々値上げ
などといった話も聞かれますが、
末端の小売業は大手スーパー、コンビニを
中心に「そんなことは許さない」と
言わんばかりの状態ということですし、
その板挟みになった流通の問屋さんは
ますます利益が減って、
疲弊していく悪循環に陥っている状態
値上げした酒類メーカーも価格競争に明け暮れ
全体の酒類の減少もあってジリ貧状態
業界全体で、わざわざ損をするようにして
いるようにしか見えません^^;;
各メーカーが価格競争によって数量を追い続ければ、
市場は既に飽和状態なのですから勝ち組・負け組が
はっきりと分かれてしまいます。
そろそろ業界も量や安さ、シェアではなく、
質と適正な利益を追求することを始めないと
業界全部総倒れしてしまいます。
あと大事なのはファン作り
どんなに問屋さんや酒屋さんに取り扱ってもらっても
最終的にはお客さんが呑んでくれてナンボな訳ですから、
どうやってファンを増やしていくかを考えないと
やっぱり価格競争しか出来なくなってしまいます。
ファン作りといえばやっぱり
「モノより思い出(by 某車メーカー)」(笑)
ということで(←ちょっと強引か?)
今日は日本名門酒会の関係者と加盟店の方々が
2月に行われる立春しぼりの仕込みに来てくれました。
価格云々ではなく、自分が仕込みを手伝ったから
それを販売し、その思い入れをお客さんに伝えていく
こういった地道な取り組みをするしか
我々に出来ることは無いと思います。
期待に応えられるよう美味しい酒に育てていきます。
2月4日ご期待下さい。
2008年01月01日
謹賀新年
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
ここ近年、全国的には
日本酒の出荷量が減っている、といわれていますが、
おかげさまで関谷醸造は昨年(2007年)は
前年比101%と僅かながら
前年(2006年)を上回ることができました。
これもひとえに皆さまが、蓬莱泉・明眸・玉桂を
ご愛飲いただいている賜物です。
昨今、食の信頼や安全を揺るがす事件が
多発していますが、皆さまの信頼を裏切ることが無いよう
本年も真摯に酒造りと農業に取り組んで行きたいと思います。
今日は朝から新春初しぼり「戊子/つちのえね」の壜詰めです。
毎年年末年始関係なく仕事なので、
正直なところどうも「正月」という実感が湧きません(笑)
昨日も相変わらず紅白も見ず、
除夜の鐘も聞かずに寝てしまいました。
今朝も朝っぱらからお笑いタレントが
馬鹿騒ぎする番組を見たくなかったので、
TVを付けずに家を出てきました。
何だか静かなお正月です。
このところ更新が滞りがちなこのブログですが、
今年もぼちぼちと書いていこうと思います。