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2007年08月20日
2007 AUTOBACS SUPER GT 第6戦 第36回 インターナショナル ポッカ1000km
お盆休みはどこかに行きましたか?
私は少し遅めの休みをいただき
鈴鹿サーキットにレース観戦に行ってきました。
それにしても暑い…(泣)
直射日光に当たると溶けそうです。
というより溶けます(笑)
そんな炎天下に
全力疾走とそんなに変わらないペースで
1000km(173周)も走ろうと言うんですから
酔狂なレースです。
昼の1時にスタートして
ゴールは夜の7時
走っているドライバーも
チーム関係者も、観客も持久力が試されます^^;;
GT300クラスの宝山DunlopZ46号車、47号車は
予選11位、17位といまいちのスタートでしたが、
順調に順位を上げ、最終的には4位、8位と
まぁまぁの成績でした。
46号車は一時3位を走っていましたが、
タイヤが持たず、最終的に4位に落ちましたが、
結構頑張りました。
また同じく宝山チームのGT500クラス
宝山Tom'sSCも予選はイマイチでしたが、
こちらも順当に順位を上げ、
レースが3/4消化したところで順位は2位
ところがここから流れが変わります。
急ににわか雨が降り始め、
各チームタイヤ交換に飛び込みピットは大混乱
ところが残り20周で雨が止み
道路が乾きはじめます。
順位は相変わらず2位
残りは14周
このままレースが終わるか…と思ったその時
宝山SCがいち早くピットに戻り
タイヤをドライタイヤに戻します。
その作戦が大成功
1位を走っていたARTA-NSXをパスし1位へ!
そのままゴールし
炎天下のレースを制しました。
レース史に残る名レースが繰り広げられました。
やっぱり楽しいレースの後は
花火もキレイですね。
2007年08月06日
野菜の様子
今日は建設中の農業倉庫兼
米の乾燥・調整施設について
業者さんと打ち合わせをしてきました。
ついでにハウスでテスト栽培中の
野菜も撮影してきました。
まずはミディトマト
ミニトマトと普通のトマトの中間ぐらいの大きさです。
味は甘めでしっかりした酸味があります。
上手に受粉しないと種が入らず、
堅くなるので、どうしたら上手く受粉させるか
いろいろ工夫しています。
テストでは薬も試しましたが、
販売を考えたら薬は極力使いたくないし、
蜂を使う方法もあるのですが、
今からではもう間に合わないので…(笑)
次は普通のトマト、
最初肥料や水のやり方が分からず、
お尻の部分が黒い斑点状に穴が開き
黴びてしまう症状がでましたが、
施肥の方法と水のやり方を工夫したら
だんだんと出なくなりました。
土で栽培しているので、
水っぽくなくしっかりした味になっています。
次は茄子
これは自信作です^^;;;
ちょっと形が悪いですが、
柔らかくて生でも食べられる出来です。
水分が多いので揚げるのに
結構時間が掛かりました。
これはオクラ
鰹節を和えて、醤油をちょっと垂らせば
酒のつまみにはピッタリ
…といっても、
まだ花が咲いたばかりなので
果たして出来るかどうか?
それにしてもここで栽培するまで
オクラの本体(?)って見たことありませんでした^^;;;
これは枝豆(大豆)
普通の緑色じゃなくて茶豆と黒豆を
(見ても分かりませんが…)
テストで作っています。
ちょっと移植が遅かったので、
出来るかどうか心配ですが、
いちおう鞘の中に豆らしき物が見えます。
で、番外編
スイカです(笑)
ホームセンターのおばちゃんが
おまけでくれました(^^)
もちろんこれは非売品
アグリ事業部の敏さんや亀山君の
のおやつになるでしょう(笑)
まぁ楽しみって事で…
テスト栽培とはいえ
トマトと茄子はそこそこ(家庭菜園+α?)ぐらいの量が
出来るので、採れる度に本社販売所で販売していますが、
結構好評です。
お酒買いに来たついでに
出来映えを見ていって下さい。
2007年08月02日
企業の農業参入促進のための研修・相談会
昨日・一昨日と名古屋に行っていました。
ひとつは愛知ブランド関係のセミナー、
もうひとつはタイトルにある
「企業の農業参入促進のための研修・相談会」(長い…^^;;;)
に参加するためです。
今回参加したのは事例発表を頼まれたからです。
まだまだ自分たちの思っているような品質の米も出来ていませんし、
人前でうち程度の規模の話をするのも僭越かなとは思ったのですが^^;;
少しでも農業参入をする会社やNPO団体が増えれば良いなと思い、
農業における収支決算書や今後の投資予定、事業の計画なども
包み隠さず(笑)話してきました。
相談会でも、行政の人から質問があったので、
農政や、農業を取り巻く既得権を持った団体(回りくどいか?^^;;)
の問題点を感じたままにお伝えしてきました。
あくまでも私見ですが、
何にしても、このままでは日本の農業は立ち行かなくなります。
立ち行かなくなったときに、ただでさえ、
食糧自給率38%という先進国中最低の自給率は
ますます下がります。
自給率38%ということは簡単に言えば、
もしなんらかの事情があって、
外国が日本に食糧を売ってくれなくなったときに
約2/3の人が飢え死にするか、
国民1人の食べる量が約1/3になると言うことです。
これは非常に怖いことだと思います。
最近輸入される食べ物の「安全性」が取りざたされていますが、
安全どころか、食べる物そのものが無くなる事態も考えられます。
そうは言っても
関谷醸造が解消できる遊休農地はせいぜい数haでしょう、
自給率で計算したら0.0000何%になるかどうか?
といったところです(笑)
でも日本中の食品に関わる会社や団体が
数haずつでも農地を守っていったら、
自給率は100%とは行かないかも知れませんが、
7~80%にはなるでしょう。
廃棄される食べ物の問題も一緒に考えれば、
もう数%ぐらいは何とかなるかも知れません^^;;;
真面目に農業に取り組む人が報われないから、
農業からみんな離れていってしまう、
真面目に農業に取り組む人が、
正当に評価されるような制度や仕組みができるよう、
行政も、関係団体も、我々消費者も考えるべきだと思います。