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2006年06月27日
初挑戦
最近立て続けに出張が入ってしまい
なかなか更新ができないので、
初めてPDAからアップしてみます。
うまく行くでしょうか?
昨日は東京会館で行われた
日本酒文化フォーラムのお酒の会に
参加してきました。
酒のブースに立って試飲をするだけでなく
第1部で行われたパネルディスカッションに
パネラーとして米作りや酒造りについて
15分ほど話をしたのですが、
とても緊張しました(泣)
15分も話せるかと思いましたが、
思ったより中途半端で、
思ったことの半分も話せなかった感じで
ちょっと後悔しています。
まだまだ修行が足りませんね。
2006年06月20日
オーダーの酒壜詰め
今シーズン最後(4/29)に
仕込んだお酒の滓引きが終わり
今日壜詰めを行いました。
サイホンを使って上澄みと滓に分けます。
上澄みはまだテリが悪い(うっすら濁っている)ので
荒いフィルターで素濾過をします。
上澄みと滓はもちろん別々に詰めます。
上澄みを少し失敬して(笑)味見をしましたが、
山廃らしいゴツイ味わいが出ていました。
もっと寝かせて飲みたい感じです。
あと必要なものは火入れをしたら
皆さんのところにお届けできます。
お楽しみに(^^)/~
2006年06月14日
吟醸工房の田んぼの様子
今日蒸留作業に行ったついでに
隣にある田んぼ(みんなで手植えしたところ)
を見てきました。
遠くから見た田んぼの様子です。
良く見るとこんな感じに育っています。
オタマジャクシもいっぱいいます。
阿波山田錦(徳島)の田植え
昨日は徳島まで田植えに行ってきました。
米作り担当の亀山君と
精米担当の浩義さんも一緒です。
朝5時に出発して電車とバスを乗り継いで
昼前には徳島に到着です。
何故飛行機で行かないかと言われれば、
プロペラ機に乗りたくないだけです(泣)
ウチ以外にも何軒かの
蔵元が参加していました。
むこうは真夏のように暑く(設楽町の…)
その中でみんな田んぼに入って田植えです。
次は8月の幼穂形成期に田んぼを見に行きます。
…さらに暑そうです。
2006年06月12日
梅が届きました
昨日から梅が入荷してきています。
さっそく梅酒造りスタートです。
今日また鳳来で、
収穫して選果された青梅が
約300kg届きました。
※昨日の分がすでに仕込んでしまいました
スゴイ量です(驚)
これで1/5です。
全部で1500kg青梅を使うとのこと。
うちの会社に勤めている
梅の専門家(=梅農家)の長谷川さんによると
枝の部分は農家さんが取ってきてくれるのですが
臍(ほぞ?)も取った方が味に雑味がなくなるそうなので
みんなで洗いながら取っていきます。
5人で1日仕事です。
出来たら軽く水気を取って、焼酎に梅を投入し、
そこに少しずつ氷砂糖を増やしていくそうです。
いきなり全部氷砂糖を入れてしまうと
梅がシワシワになってしまうそうなので…。
焼酎も専用でいわゆる吟醸Grappaとは違います。
吟醸の香りがありすぎると梅酒では邪魔だと考え
純米酒や本醸造の酒粕を使い
あまり香りが出ないように蒸留してあります。
…そんなこんなで
思った以上に、かなり手間が掛かります(泣)
3、4ヶ月で味が染みて呑めるようになるそうですが、
それも様子をみながら出荷を考えていこうと思います。
2006年06月08日
梅雨入り?
梅雨入りかと思うような天気です。
すこし肌寒く感じます。
このところあまり気温も上がっていませんし、
5月6月の日照時間もあまりなかったようです。
田んぼを見るとどうも生育が遅めな感じがします。
酒米は背が高くて・米粒が大きいので
どちらかというと前半抑えめにするのが基本です。
倒れないように背が伸びないよう
肥料を控えめにしたり、
大きな米籾の1粒1粒に栄養が行き渡るように
1株に付く籾の数を減らすため
茎の数が増えない様にするのが基本です。
今年は自然と前半抑えめになっています(笑)
長期予報では梅雨が明ければ
あとは平年並みの暑い夏になるようなので、
「前半抑えめ」→「後半天気良くてしっかり光合成!」
と言う流れが出来れば理想的です。
(前半抑えすぎてもいけませんが)
しかし、こればっかりはお天道様の気分次第なので
早く梅雨が明けて天気が良くなることを祈りましょう(^^)
2006年06月07日
FOOMA JAPAN 2006
今日は東京のビッグサイトで行われていた
国際食品工業展(FOOMA JAPAN 2006)に行ってきました。
醸造機械で面白い機械はないか
物色(笑)するためですが、
醸造機械以外でも面白い機械がたくさんありました。
面白かったのは
餃子自動製造器や、どれだけ揚げても油が傷まないフライヤー
ケーキを自動的に切り分ける機械などなど
注)酒造りには全く関係ありません
昔、田宮の工作セットで育って機械モノ大好きな
私としては堪りません(笑)
半日はあっというまに過ぎました。
なかなか、楽しかったです。 <本当に仕事してる?^^;;;
2006年06月06日
工事中につき&頭上注意
長い間、店舗で使っていたエアコンが壊れました。
私が中学生だったころからずっと使っていた記憶があるので、
もう20年近く経っているでしょうか。
人間様はともかく(笑)
置いてある商品に悪いので新品に替えました。
ところが困ったことに新製品はコンパクトになっていて
壁に前の機械を付けていた跡がバッチリ見えています。
あまりにカッコ悪いのでそこだけ塗ったら
逆にそこだけキレイすぎてしまい、
またまたカッコ悪くなったので、
店の壁の汚れが気になるところ全部塗ることになりました。
こういうのを「本末転倒」というのでしょうか(泣)
いずれにせよ、
工事中つきご迷惑をお掛けします。
しかしこの工事と頭上注意は全く関係ありません。
頭上注意はこれです。
View image
可哀相とは思いながらも、
店に出入りするお客さんが爆撃(笑)を受けると大変なコトなので
追っ払っていますが、懲りずに何度でも来ます。
CDやキラキラ光るテープも何の効果もありません。
何か良いアイデアがあれば連絡下さい(泣)
2006年06月01日
呑み切り
早くも6月。
1年も半分近く経ってしまいました。
年々時間の経つのが早くなるのは
歳のせいでしょうか(泣)
さて、気を取り直して…。
今日は呑み切りがありました。
現在貯蔵中のお酒をチェックするために
「呑み(ノミ:タンクの口)」を「切る」ことが「呑み切り」です。
酒好きな人からすると
何とも羨ましい仕事だとお思いでしょうが(笑)
実は結構重労働です。
全部で約70程きき酒をするのですが、
鑑評会で他社の酒を見るときと違い(笑)
流しながらきき酒、という訳にいかないため
1点1点真剣勝負です。
見た目だけでなく
舌と鼻で味や香りをみながら
様々な香りや味に分解しながら、
それを文章に変えていきます。
味覚・嗅覚・視覚センサーと
普段使わない脳味噌(笑)をフル活動させるため
終わった後はクタクタです。
…で眠くなってその後は仕事になりません(泣)
それから、きき酒の後に必ず
食べたく(飲みたく)なるものがあります。
それは、ちくわと梅昆布茶です。
何故か分かりませんが無性に欲しくなります(笑)
自分だけかと思ったらスタッフみんな同じ様な事を考えていました。
皆さんもきき酒をする機会があったら
後にちくわと梅昆布茶をどうぞ。